fbpx
TIGRATO(東京・四ツ谷)高宮裕輔さんのインタビュー

新しい交流が生まれる「オンラインバー」

「人に会いたい!」と強く感じる


―オンラインバーを開催していくうえで、大変だったことはありますか?
進行に尽きますね。普段のバーの営業でも同じですが、いろいろなお客さまがいらっしゃいます。話したいけど話せない人もいるし、ただその雰囲気が好きで来ているだけで、それほど話したくない人もいる。仕事柄慣れているつもりではいますが、話をうまく振らないといけないなと。オンラインだと、その空気感みたいなものも把握しづらいですしね。セミナーでは、話し手以外にアシスタントが必要だと感じました。タイムキーパーでもあり、参加者の反応をきちんと受け取める役割として。セミナー中、受講者の皆さんには音声を切っておいて頂いて、質問があればチャットに入れてくださいとお伝えしています。そういった質問などの声を拾って、まとめてくれる人がいると助かりますね。

―今回、バーカウンターから離れてみて感じたことは?
「人に会いたい!」と強く感じました。仕事も好きだけど、人が好きなんだなって。オンラインバーに何回か参加してくださった方から「自粛期間中、ひとりだったけど寂しくなかった」というメッセージを頂いたりして、バーテンダーとして少しでも何かできたのかなと嬉しかったですね。それまで面識がなかった人たちがオンラインバーで何度か同席して、仲良くなったケースもあります。きっと、リアルで会いたくなる。彼らがこれから一緒にバーへ行ったり、どこかのバーで偶然会うことがあればいいなと思っています。

―これからオンラインバーを始めようと考えているお店に、アドバイスをお願いします。
オンライン飲み会でもよく聞かれることだと思いますが、時間管理をきちんとすることです。Zoomは無料版だと40分で自動的に切れますが、有料版は終わりを決めておかないと止め時がわかりません。それから電波状況、照明などでしょうか。音声が途切れがちだったり、顔色が悪く映るより、はっきり声と顔がわかるほうが良いですよね。今後はオンラインでのセミナーが増えると思います。僕も、農家さんなど他業種と協力してセミナーを開催したいですし、それがお客さまのためになりつつビジネスに繋がったらいいですね。オンラインで新しい付加価値を生み出していきたいです。

ピスタチオとゴルゴンゾーラ(グラッパ入り)のジェラートを2種盛りに。ペルー産アマゾンカカオの希少種、クリオロ種を使った「カカオプラリネ」もお勧め。


右手がジェラートのショーケース、左手がバーカウンター。コーヒー、紅茶をはじめ、バナナシェイク、梅スカッシュなどもテイクアウトできる。外にはテラス席も。

TIGRATO(ティグラート)
東京都千代田区六番町13-6 ASビル 1F
03-5214-1122
https://www.instagram.com/tigrato.cafe

1 2

3

関連記事

  1. コロナ禍で積み上がった在庫を調合し、今までにない新しい味わいの日本酒「568(ころは)」を開発

  2. コロナ禍で抵抗を感じる飲食店調査

  3. LiquorPage CLUB