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「the bar nano.」(北海道・札幌)富田健一さんのインタビュー

つくる楽しさも届ける「カクテルキット」

他店とのコラボレーションを積極的に行った


―北海道以外のエリアでは、どちらからのご注文が多かったですか? また、人気だったメニューを教えてください。
東京のお客さまからのご注文が多かったです。旅行で何度か当店にいらしたことがあったり、出張の度に来てくださるお客さまなどですね。テイクアウトが圧倒的に多かったですが、発送もたくさんのご注文を頂いて有難かったです。カクテルキットは第1弾から第5弾まで内容を変えて販売して、第5弾はお客さま側でカクテルを選べるようにしました。好評だったのは、「ハスカップとパイナップルのカクテル」「ブルーチーズのカクテル」「ほうじ茶とチョコレートのカクテル」などです。

―ドリンクと一緒にフードをご購入される方も多かったのでは。
フードも予想以上に売れました。先ほどお話したシャルキュトリー店のアイテムをテイクアウトメニューに載せていましたし、「札幌果林樹」のジェラート、「和田硝子器店」のグラスも店内で販売して。カクテルキットをご購入された方が、ご自宅でも素敵なグラスで飲みたいと手に取っていましたね。そのほか、「丸美珈琲」や名古屋「ボンタイン珈琲」のコーヒーを使ったカクテル、神戸のバー「ローゲンジッツ」のモスコーミュールなど、いろいろとコラボさせて頂きました。同じすすきのにある「手打ち蕎麦と料理 耳」とは以前ペアリングでご一緒したことがあって、今回もテイクアウトでコラボしようと、蕎麦とカクテルのセットでご提供しました。

―今後、カクテルキットの販売は続けますか?
通常営業と並行して行うのは意外と大変なので、検討しているところです。季節ごとに旬の素材を使って販売するかもしれません。期限付酒類小売業免許が10月に切れるので、免許を取得するかどうか考えています。需要とのバランスを見てですが、カクテルキットで通販事業ができたら面白いですね。6月1日に2店舗とも再開して、「お店で飲むほうがいいな」「自分で作ってみて凄く楽しかった」「自宅にあったシェーカーを久しぶりに引っ張り出したよ」「ボトルで買ってもなかなか減らないお酒は量り売りのほうがいいね」などのご意見を頂きました。カクテルキットが広まると、バーに来なくなるのではと心配もされましたが、むしろバーへ行くきっかけになるのではないでしょうか。今回の件でノウハウが身に付きましたし、カクテルキットを通じてバーやカクテルに興味を持つ方が増えたら嬉しいですね。

円山西町のシャルキュトリー店「Charcuterie Terre」のフード。左上から時計回りに「アスパラ羊のメルゲーズ」「ハムとサラミのセット」「エゾ鹿肉のテリーヌ」「鴨とイチジク、ナッツのテリーヌ」「鶏肉とトリュフのテリーヌ」。

the bar nano.
北海道札幌市中央区南3条西3丁目都ビル7F
011-231-2688
http://nano.sapporo-bar.net/index.html

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