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スピリッツ&シェアリング株式会社CEOの南雲主于三さんのインタビュー

困難な時こそ、新しい価値に挑戦し続ける

大きな可能性を秘めるボトルカクテル


―エクスペリエンスの閉店が決まると、アンティークグラスや家具、バーツールの販売を始めました。同時にカクテルやお料理のテイクアウトなどができる“Mixology Delivery(以下、ミクソロジーデリバリー)”もスタート。閉店も業態変更も、かなりスピーディな決断だったと思います。

エクスペリエンスは弊社で最も規模が大きいため固定費が高く、軌道に戻すことが厳しいと判断しました。とはいえ、できれば継続したい店舗だったのでエクスペリエンスという言葉を何かしらの形で残すかもしれません。閉店するにあたって大量のお酒とグラス類があったので、まずは“Mixology Free Market”として店舗で販売を始めました。今後は赤坂店や新店舗の日比谷店などにもアンティークを並べて、販売できるようにしたいと考えています。ある程度の流れができたところで、ブティック兼バーを作りたいですね。飲みに行ったバーでグラスやバーツールが買えたり、ホテルまで届けてくれるようなサービスはインバウンド需要があるはずです。
今後は期限付きではない酒類小売業免許と、通信販売酒類小売業免許を取得する予定です。営業所となる倉庫を借りて、全国にミクソロジーデリバリーのネット通販ができるよう計画を進めています。

―お弁当もお寿司も宅配ができるなら、さらに衛生上問題のないお酒も可能なはず。店舗で提供しているカクテルを宅配業者に頼んで届けてもらう形にできないか、とお話されていましたよね。でも、結局カクテルを容器に入れて販売するなら製造免許が必要。そこでボトルカクテルの登場ですね。6月5日、南雲さんの監修による“British Negroni”が発売されました。

以前から、海外のボトルカクテルのような商品を僕もプロデュースできたらと思っていました。リキュール免許がある会社なら、課税商品を混和してボトルカクテルとして販売できることがわかったので、「ザ・ジャパニーズビターズ」の製造をされているJCCエージェントの山崎さんに相談しました。バーテンダーも造る人も酒屋さんも、キャッシュが生まれてWin-Winになることが必要ですから、そこに理解がある人にお願いしたかったんです。さらに、品質から販売、資金の流れなど、酒造会社と販売元との連携がとても重要で、信頼関係がないと成り立ちません。清涼飲料水製造業の免許があればお茶やコーヒーを使ったボトルカクテルができますし、ジントニックなどの炭酸商品や、フレッシュの果物を使ったボトルカクテルも面白いですよね。いま第2弾も進行中で、当初いろいろと意見交換をしてくださった酒蔵さんとコラボする予定です。
これを機に、全国のバーテンダーがボトルカクテルをプロデュースすれば、新たな市場が生まれます。バーテンダーがいない飲食店でも高品質なカクテルの提供ができますし、大きな可能性があるのではないでしょうか。
(※ ボトルカクテルを製造、販売するスキームは、南雲さんのFacebook(https://www.facebook.com/shuzo.nagumo 5/31付)に詳しく記載されています)

500本限定で発売された“British Negroni(ブリティッシュ・ネグローニ)”は、冷凍庫でキンキンに冷やしてロックで飲むのがお勧め。暑い日は、ソーダ割りで。コーヒーリキュールまたはエスプレッソを少量加えても美味しいとか。(※写真はJCCエージェント山崎さん提供)
https://c.japanese-cocktail-creation.com/

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