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Bar Helissio(東京・両国)上澤秀徳さんのインタビュー

バーの雰囲気を大切にした飛沫感染対策

―このような対策だとパーテーションを立てなくても飛沫は防げそうですね。
実は当店では営業中にマスクはしていません。マスクをせずに、そしてパーテーションを使わずに対策するためにはどうしたら良いか、ひたすら考えた末の対策なんです。バーとして雰囲気が変わった感を出したくなかったといいますか、バーは非日常の空間であって、パーテーションなどはどうしても日常のイメージがついてしまうかなと個人的には考えています。このような状況下では仕方がないことかもしれませんし、もちろんそれにもメリットはあると思いますが、当店としてはなるべくいつもどおりのバーのスタイルを崩さずに、とにかく空気を動かして飛沫を防ぐという対策に着地しました。お客様との距離に関しても、カウンターを挟む分あからさまに近づくことはありませんから。

上澤さんは、バーとしての雰囲気を保ちながら顧客に安心感を与えることを大事にしたという。

―トイレ内にも対策を施したそうですが、具体的に何を変えたのでしょうか?
まずは手洗い用の水道ですね。元々は手動のレバー式だったのですが、不特定多数の方が手で触れるのはよくないとされていることから、自動式に変えました。取り付け工事が必要でしたから対策用の費用としては一番大きかったですね。あとはお手拭き用としてペーパータオルを置いて、ハンドソープを自動式の機器に変えました。こちらは普通に売っているもので2000円ぐらいでした。もちろんですがトイレも窓を少し開け、虫対策用の網も貼っています。

新たに導入した自動式の水道。右手にあるのがハンドソープ用の機器だ。

―その他行った対策についてもお聞きして良いですか?
その他ですと、手を触れずに使える自動噴射式の除菌用アルコールスプレーの機器も購入し、各テーブルに置くようにしました。なるべく触れないようにするという点では、おしぼりも手渡しをやめ、トレーに移してお渡しするように変えました。あとはメニューをQRコード式に変えましたね。そこから読み込まれるメニューに関しては、サントリー様がベースを作ってくださったので、それを当店用にアレンジしました。お客様からも好評で、QRの札を置いておくだけで思いの外しっかりご覧になっていただけています。その他、小さなところですが、テーブルの拭き方も変えました。当然アルコールは使うのですが、横に往復するような拭き方だとかえって菌を広げてしまう恐れがあると聞いたので、自分側に一方方向に拭くようにしました。

QRコードのメニュー。このメニュー用紙も一度使ったものは数日使わないようにしているのだとか。

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